GMKtec EVO-X5 Pro のスペック・価格と最初の実機レビュー — 公式情報と実機の動画 1 本から整理

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GMKtec EVO-X5 Pro のスペック・価格と最初の実機レビュー — 公式情報と実機の動画 1 本から整理
目次

この記事は公式情報と、実機を試した動画 1 本(2026年10月10日時点)で書いています。レビューが増えたら、出典と確認日を添えて追記していきます。価格を確認した日時は「価格と購入先」の節に書いています。

EVO-X5 Pro の公式情報(仕様・価格)と、実機を試した動画 1 本(ETA PRIME・2026年10月10日公開)を、出典つきで整理しました。2026年10月10日の時点で確認できた実機のレビューはこの 1 本だけで、実測の値として載せているのは、その動画が測ったゲームのフレームレートです。消費電力・騒音・温度・ローカル LLM の速度などは、条件まで確かめられた値がまだ無いため載せていません。レビューが増えたら、出典と確認日を添えてこの記事に追記します。

結論 — EVO-X5 Pro はどんな人に向くか

この機種の個性

  • 最大メモリが192GBと記事にしたミニPC 21機種中2番目に大きく(これより下が19機種)、NPUも55 TOPSで14機種中1番目の高い数値を持ちます。
  • M.2スロット数は4(公式記載ではM.2 2280 Key-Mスロット3本)で19機種中2番目に多く、電源アダプターも330Wで20機種中3番目に大きいです。
  • 一方で、最安構成の価格が1,029,990円と記事にしたミニPC 22機種の中で最も高く22番目(これより下が0機種)に位置します。
  • また、メモリがオンボード実装のため交換や増設ができず、記事にした23機種中12機種が持つ拡張性を備えていません。

個性が生きる使い方

大規模AIモデルのローカル処理や研究開発

  • 要ること: 巨大なデータを展開できる極めて大容量のメモリと、高速な推論処理を担う高いNPU性能が要る。
  • この機種では: 転送速度8,533MT/sのLPDDR5Xメモリを192GB備え、NPUも最大55 TOPSを満たす。
  • 条件・限界: 192GBのメモリや55 TOPSのNPUを使い切る高度な処理を行う人なら有力だが、一般的な事務処理や通常のマルチタスク用途には過剰となる。
  • 実例: 実例は無い

1440p解像度での高画質ゲームプレイ

  • 要ること: 高負荷のグラフィック処理を安定して支える電力供給と持続的な描画能力が要る。
  • この機種では: 外付けACアダプターは330Wを備え、前面ボタンで持続120W(ピーク時最大160W)のパフォーマンスモードに切り替えられる。
  • 条件・限界: 1440pでの高画質ゲームを楽しみたい人なら有力だが、4Kでの最高画質を求める人や、電力設定やGPU構成などの詳細な測定条件を厳格に求める人には不足する可能性がある。
  • 実例: ETA PRIMEの動画において、Cyberpunk 2077(1440p・ultra preset・FSR品質)で平均約69fps、Red Dead Redemption 2(1440p・ultra high mix・FSRなし)で平均約87fpsが報告されている。

大容量データの保存と高速ネットワーク管理

  • 要ること: 複数のドライブによる大容量のデータ保存領域と、大容量データを素早く転送できる高速有線LAN環境が要る。
  • この機種では: M.2 2280 Key-Mスロットを3本備えて合計最大24TBまで拡張でき(SSD1・SSD2はPCIe 4.0 ×4、SSD3はPCIe 4.0 ×1対応)、10G対応の有線LANポートを2口搭載する。
  • 条件・限界: テラバイト級の大容量データを扱いネットワーク経由で高速転送したい人なら有力だが、SSD3の帯域制限やSATA SSD非対応の条件があり、小容量で足りる人には過剰となる。
  • 実例: 実例は無い

合わない人

  • 最安のSSDなし構成でも1,029,990円と高額なため、予算を抑えてミニPCを導入したい人や価格重視の人には向かない。
  • メモリがオンボード実装で交換や増設ができないため、購入後に容量の変更や追加を行いたい人には向かない。
前の形の結論(読み比べ用)

高さ221 × 幅80 × 奥行195mmの本体に、CPUのAMD Ryzen™ AI Max+ PRO 495、内蔵GPUのAMD Radeon™ 8065S Graphics、192GBのメモリを搭載しています。(GMKtec 公式)

向く人

  • 複数の画面を並べて作業する人。HDMI 2.1を1口とUSB4などの端子を備え、最大4画面までの同時出力に対応しているため候補になります。(GMKtec 公式)
  • 大容量のデータを本体内に保存して管理する人。M.2スロットを3本備え、合計最大24TBまでのSSD増設に対応しているため候補になります。(GMKtec 公式)

条件付き

  • 4画面を超えるモニター環境を整えたい人は注意が必要です。映像出力に対応した端子は計5ポートありますが、同時に映像を出力できるのは最大4ポートまでという仕様を確認してください。(GMKtec 公式)
  • 高速な有線ネットワークで大容量の通信を行いたい人は注意が必要です。10G対応のLANポートを2口備えていますが、通信相手の機器や回線環境が10Gに対応しているかを確認してください。(GMKtec 公式)

向かない人

  • 購入後にメモリを増やしたり交換したりしたい人。メモリはオンボード実装の192GBで固定されており、交換や増設はできません。(GMKtec 公式)

この記事の要点

  • メモリはLPDDR5Xの192GBがオンボード実装されており、購入後の交換や増設はできません。(GMKtec 公式)
  • ストレージはM.2 2280スロットを3本備え、合計で最大24TBまで拡張できますが、SATA接続のSSDには非対応です。(GMKtec 公式)
  • 映像出力端子は計5ポート搭載されていますが、同時に画面出力できるのは最大4ポートまでです。(GMKtec 公式)
  • 有線LAN端子は10G対応が2口搭載され、電源端子に近い1口は遠隔保守機能のDASHに対応しています。(GMKtec 公式)
  • 本体の消費電力設定は前面ボタンで切り替え可能で、公式の仕様では静音54W、バランス85W、パフォーマンス持続120Wと記載されています。(GMKtec 公式)
  • 価格は2026年10月9日の取得時点で、192GB RAMのSSDなしが1,029,990円、2TB SSD搭載が1,087,840円、4TB SSD搭載が1,135,840円です。(公式ストア)

価格と購入先

GMKtec 公式(jp.gmktec.com・日本)の新品の価格(日本円)。2026-10-09 19:49(日本時間)に取得した時点の価格で、今の価格とは違うことがあります。

構成 価格
192GB RAM + SSDなし 1,029,990 円
192GB RAM + 2TB SSD 1,087,840 円
192GB RAM + 4TB SSD 1,135,840 円

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基本スペック

項目 内容(公式) 出典
CPU AMD Ryzen™ AI Max+ PRO 495 / AMD Ryzen™ AI Max PRO 400シリーズ / 16コア / 32スレッド / ベースクロック:3.1GHz / 最大ブーストクロック:5.2GHz / L2キャッシュ:16MB / L3キャッシュ:64MB / Zen 5アーキテクチャ / コードネーム:Gorgon Halo / プラットフォーム:FP11 / CPUプロセス / TSMC 4nm FinFET / パフォーマンスモード / 静音モード:54W / バランスモード:85W / パフォーマンスモード:持続120W / ピーク時最大160W / 前面のP-MODEボタンでモード切り替え / 冷却システム / ベイパーチャンバー(VC)+ファンによるCPU冷却 / 8030ファン ×2 / 8015システムファン ×1(LEDなし) / グラフィックス・AI 日本語ページ
内蔵GPU AMD Radeon™ 8065S Graphics / GPUコア数:40 / GPUクロック:3,000MHz 日本語ページ
AI処理性能 NPU:最大55 TOPS 日本語ページ
映像出力 最大4画面同時出力 / HDMI 2.1 ×1:最大8K@60Hz / USB4 / USB4 V2 ×4:各最大4K@60Hz / 映像出力対応端子は計5ポート。同時出力は最大4ポートまで。 / 5ポートすべてに接続した場合、最後に接続したポートからは映像が出力されません。 / メモリ・ストレージ 日本語ページ
メモリ(RAM) LPDDR5X 192GB / 転送速度:8,533MT/s / 24GBチップ ×8 / オンボード実装、最大192GB / メモリの交換・増設はできません。 日本語ページ
ストレージ(SSD) M.2 2280 PCIe 4.0 ×4 SSD / 出荷構成:1TB / 2TB / 4TB 日本語ページ
ストレージ拡張 M.2 2280 Key-Mスロット ×3 / SSD1 / SSD2:PCIe 4.0 ×4対応 ×2 / SSD3:PCIe 4.0 ×1対応 ×1 / 各スロット最大8TB、合計最大24TB / SATA SSDには非対応 / BIOSはSSD1を優先認識。SSDを1台のみ搭載する場合はSSD1を使用。 / ネットワーク・セキュリティ・電源 日本語ページ
Wi-Fi Wi-Fi 7 / RZ717(MT7925) / 理論上の最大通信速度:2.9Gbps 日本語ページ
有線LAN 10G RJ45 LAN ×2 / Realtek RTL8127AT ×1 / RTL8127AP ×1 / DC電源入力に近いLANポートがDASHに対応 日本語ページ
Bluetooth Bluetooth 5.4 日本語ページ
セキュリティ 独立したTPM 2.0セキュリティチップ(dTPM)を搭載 / ハードウェアによる暗号化 / セキュリティロックスロット搭載 / 指紋認証 / 電源ボタンに指紋センサーを搭載 / MoC(Matching on Chip)方式:チップ内部で指紋を照合 / 指紋認証によるWindowsログインに対応 / 電源オフ状態から電源ボタンで起動し、指紋認証でパスワード入力を省略してログイン可能 日本語ページ
リモート管理 DASHによる帯域外(OOB)リモート管理に対応 / OSとは独立した管理機能で、遠隔保守・診断・展開をサポート / OSの障害発生時や本体の電源オフ時も、主電源とDASH対応LANポートへのネットワーク接続が必要 / DASH対応ポート:DC電源入力に近いRJ45端子 日本語ページ
電源 外付けACアダプター:330W(19.5V / 16.9A) / DC IN 5525端子 / CMOS用ボタン電池内蔵 日本語ページ
前面インターフェース USB-A 3.2 Gen2(10Gbps)×2 / USB4 Type-C(40Gbps / 映像出力4K@60Hz)×2 / 3.5mm CTIAオーディオジャック ×1 / 指紋認証付き電源ボタン ×1(グリーン、ホワイトLED) / リセットホール ×1(電源オン時:リセット / 電源オフ時:CMOS設定クリア) / P-MODEボタン ×1(静音・バランス・パフォーマンスの切り替え) 日本語ページ
背面インターフェース USB4 V2 Type-C(80Gbps / 映像出力4K@60Hz)×2 / USB-A 2.0(480Mbps)×2 / HDMI 2.1(8K@60Hz)×1 / 10G RJ45 LAN ×2(うち1ポートがDASH対応) / 3.5mmヘッドホン端子 ×1(マイク入力非対応) / DC電源入力 ×1 / セキュリティロックスロット ×1 / USB Type-Cの給電・帯域 / 前面・背面ともに、USB Type-Cアダプターから本体への給電には非対応 / USB4 V2の80Gbpsはインターフェース全体の帯域幅 / PCIeトンネリングへの帯域割り当ては最大64Gbps / ブリッジチップやプロトコルのオーバーヘッドにより、 / SSD読み出しは最大60Gbpsと仕様書に記載。 / 実際の速度は接続機器・使用環境により異なります。 / 本体・ソフトウェア 日本語ページ
製品名・ブランド EVO-X5 Pro / GMKtec 日本語ページ
製品タイプ AIワークステーション 日本語ページ
対応OS Windows 11 Proプリインストール済み / Office 365は付属しません。 / 対応言語 / 日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、フランス語、 / オランダ語、イタリア語、スペイン語、韓国語、ドイツ語、 / ヘブライ語、ロシア語、ポルトガル語、アラビア語 / ソフトウェア対応 / GMKtec Claw対応(出荷時のプリインストールなし) / 自動電源オン / 電源供給時の自動起動に対応(BIOS設定が必要) 日本語ページ
本体サイズ 高さ221 × 幅80 × 奥行195mm 日本語ページ
設置方法 縦置き・横置き対応 日本語ページ
本体重量 約2.5kg 日本語ページ
カラー・筐体素材 スペースブラック / センターフレーム:金属製 / 上面・底面カバー:塗装仕上げの樹脂製 / 内部に金属製補強構造を採用 日本語ページ
梱包サイズ・重量 製品パッケージ:425 × 310 × 113mm / パッケージ重量:約6kg / 輸送用外箱:約454 × 311 × 358mm / 2台 / 1箱、約13kg 日本語ページ
付属品 取扱説明書・保証書 / 電源アダプター / HDMIケーブル 日本語ページ
動作温度 0~40℃ 日本語ページ
保証期間 1年間 日本語ページ

動画で見る

実機を試した動画は、2026年10月10日の時点で海外の 1 本(ETA PRIME)です。同じ動画の中で、前の世代の機種(EVO-X2)と並べて測っています。動画の中身の説明は自動字幕をもとにしたもので、人による確認と、画面上の表示との照合はしていません。

海外の動画(参考)

ETA PRIMEETA PRIME

ETA PRIME(約 14 分)— EVO-X5 ProのCPUベンチとゲーム動作

※ 複数の機種を比べる動画(EVO-X5 Pro はそのうちの 1 台)

何ができるか — 拡張と接続

ストレージの構成(M.2 3 スロット)

写真や動画の編集で、作業ファイルと保存用データを分けて管理したい場面を想像します。このPCにはM.2 2280 Key-Mのスロットが3本あります。SSD1とSSD2はPCIe 4.0 ×4に対応し、SSD3はPCIe 4.0 ×1に対応しています。各スロットの最大容量は8TBで、合計では24TBまで拡張できます。SATA SSDには対応していません。SSDを1台だけ使う場合は、BIOSが優先認識するSSD1を使用します。

出典: GMKtec 公式

メモリ(LPDDR5X 192GB・増設不可)

普段の作業で複数のアプリを同時に開く場面では、LPDDR5X の 192GB が確保されています。転送速度は8,533MT/sです。このメモリはオンボード実装のため、交換や増設はできません。作業の規模や画質によって必要な容量は変わりますが、このPCでは192GBで固定されています。

出典: GMKtec 公式

有線 LAN(10G ×2)

このPCには、10G RJ45の有線LANポートが2口あります。コントローラーはRealtek RTL8127ATとRTL8127APです。DC電源入力に近いRJ45端子がDASHに対応しています。DASHはOSと独立した管理機能で、遠隔保守・診断・展開をサポートします。OSの障害発生時や本体の電源オフ時でも利用できますが、主電源とDASH対応LANポートへのネットワーク接続が必要です。

出典: GMKtec 公式

ポートと映像出力

映像出力端子は、前面にUSB4 Type-Cが2口、背面にUSB4 V2 Type-Cが2口、HDMI 2.1が1口あります。映像出力対応端子は計5ポートありますが、同時に出力できるのは最大4ポートまでです。5ポートすべてに接続した場合、最後に接続したポートからは映像が出力されません。

出典: GMKtec 公式

前面にはUSB-A 3.2 Gen2が2口、背面にはUSB-A 2.0が2口あります。オーディオジャックは前面に3.5mm CTIAが1口、背面に3.5mmヘッドホン端子が1口あります。背面のヘッドホン端子はマイク入力に対応していません。

出典: GMKtec 公式

Wi-Fi・Bluetooth

普段の作業で無線接続を使う場面に向けて、Wi-Fi 7のモジュールRZ717(MT7925)が搭載されています。理論上の最大通信速度は2.9Gbpsです。Bluetoothのバージョンは5.4です。

出典: GMKtec 公式

用途 — 実際に使われている例

ゲーム(実機の動画 1 本の実測)

ETA PRIME の動画では、Cyberpunk 2077 を 1440p・ultra preset・FSR(品質の設定)で動かしたときの平均が約 69fps と報告されています。これらの値は電力設定やレイトレーシングの有無が確認できない条件下での測定結果です。

出典: ETA PRIME

注意点

無いもの・制限(公式の仕様から)

Office 365は付属しません。公式の仕様のストレージ拡張の項目に記載されているのはM.2 2280 Key-Mスロット3本のみで、PCIeの拡張スロットやOCuLinkの記載はこの項目にはありません。

出典: GMKtec 公式

電力モードと設定(公式の仕様)

重い処理を続けて行う場面では、電力モードの選択が動作に影響します。公式の仕様では、静音モードは54W、バランスモードは85W、パフォーマンスモードは持続120Wでピーク時最大160Wと記載されています。

出典: GMKtec 公式

モードの切り替えは、前面にあるP-MODEボタンで行います。作業の負荷や継続時間に合わせて適切なモードを選択してください。

出典: GMKtec 公式

ベンチマークと実測

各出典が自分で測った値です。条件の違う値どうしは比べていません。

ゲームのフレームレート(出典ごとの個別の値)

実機を試した動画 1 本(ETA PRIME)の値です。ゲーム・解像度・画質の設定・アップスケーリングの有無が違う値どうしは比べられません。行に「確認できない」と書いた条件は出典から確かめられていません。

  • etaprime(動画): 平均 約87fps。解像度は「1440p」、画質の設定は「ultra high mix」、アップスケーリング・フレーム生成は「なし(no FSR)」、ゲームは「Red Dead Redemption 2」。電力設定・測定時の GPU の構成・レイトレーシングは確認できない。出典
  • etaprime(動画): 平均 約69fps。ゲームは「Cyberpunk 2077」、解像度は「1440p」、画質の設定は「ultra preset」、アップスケーリング・フレーム生成は「FSR(品質の設定)」。電力設定・測定時の GPU の構成・レイトレーシングは確認できない。出典

参考にした記事・動画

公式: GMKtec

初版(2026年10月)で参考にしたレビュー・動画(1 件):

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