MINISFORUM MS-03 のスペック・ベンチマーク・できること — 実機レビュー記事・動画から整理

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MINISFORUM MS-03 のスペック・ベンチマーク・できること — 実機レビュー記事・動画から整理
目次

参考にしたレビュー記事・動画の内容は、それぞれが公開された時点のものです。発売後に分かった使い方や、BIOS・ドライバー・ソフトの更新後の再検証は、出典と確認日を添えてこの記事に追記していきます。価格を確認した日時は「価格と購入先」の節に書いています。

MS-03 を実際に試したレビュー記事・動画と MINISFORUM の公式情報を、出典と構成(CPU・GPU とその接続)つきで整理しました。

結論 — MS-03 はどんな人に向くか

この機種の個性

  • CPUスコアは35831で、比較表に載る77個のうち9番目(下位が68個)と上位に位置する高い演算性能を持っています。
  • 記事にしたミニPC 23機種のうち5機種のみが持つPCIe拡張スロットや、2機種のみが持つU.2 SSD(アダプター経由)に対応しており、ミニPCとしては際立った拡張性を備えています。
  • 一方で、最安構成の価格が130,399円で22機種中15機種より高価であり、本体体積も1.78Lで19機種中11機種より大きく、安価さや極小サイズを追求する機種と比べると価格や小型さの面で劣ります。

個性が生きる使い方

ホームラボ・小型仮想化サーバー

  • 要ること: 複数仮想マシンの常時稼働に耐えるCPU性能、複数ドライブや大容量ストレージの搭載能力、遠隔管理機能、および待機時の適度な低消費電力。
  • この機種では: CPUスコア35831の高い処理能力に加え、PCIe 5.0 x4対応を含む3本のM.2スロット(最大各8TB)やアダプター経由のU.2 SSD(最大15TB)に対応し、vProもサポートしています。待機時の消費電力も約13W超〜18W(Windows idle時14.2W)です。
  • 条件・限界: U.2 SSDはアダプター経由の1本のみでPCIe Gen 4が推奨され、15mm厚では底面が閉じない制約があります。またPCIeスロットは物理x16ながら電気的にはx4(半高・シングルスロット)のため、フルハイトの拡張カードや厚型のU.2ドライブを多数内蔵する本格的なサーバーを求める人には不足する可能性があります。
  • 実例: virtualizationhowtoの動画において、100% CPU負荷時の消費電力(約75.9W)やアイドル時の電力(13W超)が測定され、仮想化環境の視点で検証されています。

省スペースな検証・開発用ワークステーション

  • 要ること: コードコンパイル等を迅速に処理する高い演算性能、アドインカードの追加能力、および複数の高速外部・内部インターフェース。
  • この機種では: 上位のCPUスコア35831を備え、40Gbps対応のUSB4端子を2個、半高・シングルスロットのPCIeスロット(PCIe 4.0 x4)を1基搭載しています。
  • 条件・限界: PCIeカードは厚さ20mm以下・長さ170mm以下に制限され、ダブルスロットのカードは物理的に収まりません。また負荷時には49.4dBA〜51.4dBA(測定距離40cm)の騒音が報告されており、高負荷時に静粛性を最重視する環境には向かない場合があります。
  • 実例: Level1TechsでUSB4とPCIeのテストプラットフォームとして使われた例や、Robtechでコードコンパイルベンチマークが実行された例があります。

合わない人

  • 最安構成でも130,399円、32GB RAM + 1TB SSD構成では249,999円〜271,999円と比較的高価なため、低予算で手軽な事務用・普段使い用PCを求める人には過剰で向きません。
  • 高負荷時には49.4dBA〜51.4dBA(測定距離40cm)の騒音レベルが報告されているため、常に静かな環境で作業したい人や静音性を最優先する人には向かない場合があります。
  • PCIeスロットは半高・シングルスロット(長さ170mm以下、厚さ20mm以下)に制限されダブルスロットのカードは物理的に収まらないため、本格的な大型グラフィックボードを内蔵してゲームや重い描画処理を行いたい人には向きません。
  • 本体体積が1.78Lあり、比較対象の19機種中11機種よりも大きいため、極小サイズの省スペース性を最重要視する人には向かない可能性があります。

同じ CPU の機種との選び分け

  • 提示された材料内には、同一のCPU(Intel Core Ultra 9 386H または Core Ultra 5 336H)を搭載した競合機種に関する具体的な情報や比較データは記載されていません。
前の形の結論(読み比べ用)

MINISFORUM MS-03 は、Intel Core Ultra 9 386H または Core Ultra 5 336H を搭載し、10G SFP+ 端子 2 個、10GbE RJ-45 端子 1 個、2.5GbE RJ-45 端子 1 個や、半高・シングルスロット対応の PCIe x16 形状スロット(PCIe 4.0 x4)を備えた、寸法 196 × 189 × 48 mm の小型 PC です。(MINISFORUM 公式(英語ページ))

向く人

  • 普段の事務作業やマルチタスクを行いながら、将来的にメモリを増設できる余地を持たせておきたい人。DDR5 の SO-DIMM スロットを 2 枚分備えており、出荷仕様は 5600MT/s とされています。(MINISFORUM 公式(英語ページ))
  • 複数の高速ネットワーク端子を本体だけで利用したい人に向いており、10G SFP+ が 2 個、10GbE RJ-45 が 1 個、2.5GbE RJ-45 が 1 個備わっていますが、実際の通信速度は接続機器や構成によって変動します。(MINISFORUM 公式(英語ページ))

条件付き

  • 静かな部屋で高負荷な作業を続けたい人は、騒音について、igorslab のレビュー記事では工場出荷時の単一チャネルメモリ構成で内蔵 GPU が制限される条件のもと、動作状態「under load」かつ測定距離 40cm で 51.4dBA、pcworld のレビュー記事では動作状態「heavy load」で 49.4dBA と報告されているため、作業負荷による音の変化を確認してください。(igorslab.de、pcworld.com)
  • PCIe スロットに拡張カードを増設したい人は、物理的に半高・シングルスロット(長さ 170mm 以下、厚さ 20mm 以下)のカードのみが適合し、接続は PCIe 4.0 x4 となるため、取り付けたいカードの寸法や仕様を確認してください。(MINISFORUM 公式(英語ページ))

この記事の要点

  • プロセッサは 16 コア 16 スレッドの Intel Core Ultra 9 386H と、12 コア 12 スレッドの Intel Core Ultra 5 336H が用意されています。(MINISFORUM 公式(英語ページ))
  • ストレージは PCIe 5.0 x4 対応の M.2 2280 スロットが 1 つ、PCIe 5.0 x4 対応の M.2 2280/22110 スロットが 1 つ、PCIe 4.0 x1 対応の M.2 2280/22110 スロットが 1 つ備わっています。(MINISFORUM 公式(英語ページ))
  • 高負荷時の消費電力について、virtualizationhowto の動画では「100% CPU load」の負荷時に、壁側(本体全体)の測定点で約75.9W と報告されています。(VirtualizationHowto)
  • 待機状態の騒音について、pcworld のレビュー記事では動作状態「idle」で約34.3dBA、igorslab のレビュー記事では工場出荷時の単一チャネルメモリ構成で内蔵 GPU が制限される条件のもと、動作状態「idle」、測定距離 40cm で 36.3dBA と報告されています。(igorslab.de、pcworld.com)
  • 待機状態の消費電力について、pcworld のレビュー記事では動作状態「idle」で約18W、igorslab のレビュー記事では動作状態「Windows idle」で 14.2W、virtualizationhowto の動画では動作状態「idle」で 13W超と報告されています。(pcworld.com、igorslab.de、VirtualizationHowto)
  • 公式ストアの新品価格として、Core Ultra 5 336H のベアボーンキット(OS ライセンス・メモリ・SSD なし)が 130,399 円、32GB RAM + 1TB SSD 構成が 249,999 円、Core Ultra 9 386H のベアボーンキットが 178,399 円、32GB RAM + 1TB SSD 構成が 271,999 円と案内されています。(公式ストア)

価格と購入先

MINISFORUM 公式ストア(www.minisforum.jp・JP)の新品の価格(日本円)。2026-10-12 04:04(日本時間)に取得した時点の価格で、今の価格とは違うことがあります。

構成 価格
Core Ultra 5 336H / ベアボーンキット(OS ライセンスなし) 130,399 円
Core Ultra 5 336H / 32GB RAM + 1TB SSD 249,999 円
Core Ultra 9 386H / ベアボーンキット(OS ライセンスなし) 178,399 円
Core Ultra 9 386H / 32GB RAM + 1TB SSD 271,999 円

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基本スペック

項目 CPU の版 内容(公式) 出典
CPU Intel Core Ultra 9 386H Processor: Intel® Core™ Ultra 9 386H(vPro Enabled), 16C/16T / Efficient-core Base Frequency: 1.6 GHz / Max Turbo Frequency: 4.9 GHz / TDP (Balance Mode): PL1 70W, PL2 80W / TDP (Quiet Mode): PL1 45W, PL2 45W 英語ページ
CPU Intel Core Ultra 5 336H Processor: Intel® Core™ Ultra 5 336H (vPro Enabled), 12C/12T / Efficient-core Base Frequency: 1.5 GHz / Max Turbo Frequency: 4.6 GHz / TDP (Balance Mode): PL1 65W, PL2 65W / TDP (Quiet Mode): PL1 45W, PL2 45W 英語ページ
GPU Intel Core Ultra 9 386H Graphics Cards: Intel® Graphics / Max Dynamic Frequency: 2.5 GHz / GPU Peak TOPS (Int8): 40 英語ページ
GPU Intel Core Ultra 5 336H Graphics Cards: Intel® Graphics / Max Dynamic Frequency: 2.3 GHz / GPU Peak TOPS (Int8): 37 英語ページ
NPU Intel Core Ultra 9 386H NPU Peak TOPS (Int8): 50 英語ページ
NPU Intel Core Ultra 5 336H NPU Peak TOPS (Int8): 47 英語ページ
Memory Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H Memory Type: DDR5 (SO-DIMM Slot х 2) / *Memory shipment specification is 5600MT/s 英語ページ
Storage Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H Storage Type: / 1 × M.2 2280 NVMe SSD slot (PCIe 5.0 x4, up to 8 TB; supports U.2 NVMe SSD via the included M.2-to-U.2 adapter, up to 15 TB, 7 mm-thick) / 1 × M.2 2280/22110 NVMe SSD slot (PCIe 5.0 x4, up to 8 TB) / 1 × M.2 2280/22110 NVMe SSD slot (PCIe 4.0 x1, up to 8 TB) / Optional SKU SSD Capacity: 0/1TB/2TB 英語ページ
Cooling System Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H CPU Cooling Type: 2-Heatpipe Heatsink + Turbo Fan + PCM / CPU Fan Type: 83x18mm Turbo Fan,12V / MAX Speed (CPU Fan): 5100 RPM / Noise (Balance Mode-Idle/Full Load ): 32-45dB, 50cm (Tested in Minisforum lab (anechoic chamber, 50 cm) / Noise (Quiet Mode-Idle/Full Load ): 30-38dB, 50cm (Tested in Minisforum lab (anechoic chamber, 50 cm) 英語ページ
Wireless Connectivity Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H M.2 2230 E-Key WiFi/BT Combo Module (PCIe Only): / Wi-Fi 7 (Module:Intel® BE211) / Bluetooth® 6 英語ページ
Ethernet Controller Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 1 × 10GbE RJ-45 LAN (RJ45)(Module: Realtek RTL8127) / 1 × 2.5GbE RJ-45 LAN (RJ45)(Module: Intel i226-LM) / 2 × 10G SFP+(Module: Intel X710) 英語ページ
Video Output Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 1 × HDMI (Up to 4K@120Hz) / 2 × USB4 (Up to 40Gbps, DisplayPort 2.1 Alt Mode) 英語ページ
Audio Output Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 1 × HDMI™ / 2 × Type-C / 1 × 3.5mm Combo Jack 英語ページ
Audio Input Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 1 × 3.5mm Combo Jack 英語ページ
I/O Ports Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H Front: / 1 × USB 3.2 Gen2 Type A / 2 × USB 2.0 Type A / 1 × 3.5mm Combo Jack / Back Panel: / 2 × USB 3.2 Gen 2 Type-A / 2 × USB4 Type-C (Up to 40 Gbps, DisplayPort 2.1 Alt Mode) / 1 × HDMI 2.1 (FRL, Up to 4K@120 Hz) / 1 × 2.5GbE RJ-45 (Intel i226-LM,vPro Enabled) / 1 × 10GbE RJ-45 (Realtek RTL8127) / 2 × 10G SFP+ (Intel X710) 英語ページ
PCIe Expansion Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 1 × PCIe x16 Physical Slot / (PCIe 4.0 x4, supports half-height single-slot cards; max length ≤170mm, max thickness ≤20mm) 英語ページ
Button / Hole Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 1 × Power Button / 1 × Reset Hole 英語ページ
Power Adapter Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 19V / 12.63A (5525mm) 240W 英語ページ
OS Support Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H Windows 11 Pro 英語ページ
Dimensions Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 196 × 189 × 48 mm 英語ページ
Weight Intel Core Ultra 9 386H・Intel Core Ultra 5 336H 1.4kg 英語ページ

動画で見る

日本語の動画を先に、海外の動画は参考として後に並べています。各行の再生位置から、その場面が開きます。場面の説明は自動字幕から書き、根拠の発言を機械で字幕と突き合わせたものです。人による確認と、画面上の表示との照合はしていません。

日本語の動画

ましまましま

ましま(約 18 分)— ミニPCのCPUファン交換と自作ケースの取り付け

この動画ならでは: MS-03の自作ケースは寸法足らずだったが、手直しして再出力したものはロック機構が機能した。

ましまましま

ましま(約 19 分)

戸田覚:ガジェット【辛口】点数評価戸田覚:ガジェット【辛口】点数評価

戸田覚:ガジェット【辛口】点数評価(約 11 分)

遠藤ニコラス遠藤ニコラス

遠藤ニコラス(約 11 分)— AlmaLinux導入後のWindowsの動作

海外の動画(参考)

Carpe Diem IT ServicesCarpe Diem IT Services

Carpe Diem IT Services(約 22 分)— MS-03の電源構成や内部ドライブ拡張構造

この動画ならでは: MS-02 Ultraの内蔵電源に対しMS-03は本体サイズが小さく収まらないためMS-01同様の外付け電源となる/MS-03内部の2本のネジで最大22110規格のNVMeドライブを装着可能と説明。

Level1TechsLevel1Techs

Level1Techs(約 14 分)— MS-03の拡張スロットや外付けGPU・SSDの対応状況

この動画ならでは: MS-03のPCIe拡張スロットはGen 4の4レーン(x4)である/GPUはx4で動作するがx8では動作せずBIOSのGen 5設定も機能しない。

RobtechRobtech

Robtech(約 15 分)

この動画ならでは: MS-03の完成品付属Windows 11 Proでマルウェアは検出されなかった/Geekbench AIでMS-03のiGPUはMS-A2の内蔵グラフィックスを大幅に上回った。

ETA PRIMEETA PRIME

ETA PRIME(約 14 分)

この動画ならでは: Arc B50装着時に標準カバーが閉まらず、MS02用の3Dプリント蓋を装着した。

NASComparesNASCompares

NASCompares(約 24 分)

VirtualizationHowtoVirtualizationHowto

VirtualizationHowto(約 15 分)— MS-03のCPU負荷時のファン動作

Jonatan CastroJonatan Castro

Jonatan Castro(約 7 分)

何ができるか — 拡張と接続

PCIe スロットに GPU を載せる

Core Ultra 9 386H・Core Ultra 5 336H のどちらの構成にも、PCIe x16 形状のスロット(PCIe 4.0 x4)が 1 つあります。ただし、スロットの物理的な条件として、半高・シングルスロットのカードのみが適合します。カードの長さは 170mm 以下、厚さは 20mm 以下である必要があります。

出典: MINISFORUM 公式(英語ページ)

ましまのレビューでは、A310 というカードを搭載した例があります。このカードは厚み方向に無理があり、そのままでは運用に問題があると報告されています。しかし、起動して画面は表示され、ゲームを動かした際に特に問題は感じなかったと報告されています。接続は PCIe 4.0 の x4 として認識されました。

出典: ましま

Level1Techs の動画では、ハーフハイト・ハーフレングスのアドインカードを使用できると説明されています。同じ動画では、Intel B50 のようなダブルスロットのカードは物理的に収まらないと説明されています。

出典: Level1Techs

USB4 と外付け GPU

USB4 の端子は背面に 2 個あり、速度は 40Gbps です。この端子は DisplayPort 2.1 Alt Mode をサポートしており、映像出力に使えます。

出典: MINISFORUM 公式(英語ページ)

ストレージの構成(M.2 3 本・U.2)

スロットは PCIe 5.0 x4 が 2 本、PCIe 4.0 x1 が 1 本あり、それぞれ最大 8TB まで対応します。Carpe Diem IT Services のレビューでは、22110 形式のドライブを装着できると報告されています。

出典: MINISFORUM 公式(英語ページ)、Carpe Diem IT Services

公式の仕様では、付属のアダプターを使うことで U.2 形式の SSD も最大 15TB まで認識できると記載されています。Carpe Diem IT Services は、U.2 ドライブを認識させるために小さなケーブルが必要なのだろうと推測しています。

出典: MINISFORUM 公式(英語ページ)、Carpe Diem IT Services

Level1Techs の動画では、Gen 5 の U.2 を U.2 アダプタで使うことは推奨されておらず、PCIe Gen 4 が推奨されています。また、15mm 厚の U.2 をテストした結果、底面を閉じることができないほど高すぎると報告されています。

出典: Level1Techs

メモリ(DDR5 SO-DIMM 2 スロット・増設できる)

この PC は DDR5 の SO-DIMM スロットを 2 基備えています。公式の仕様表には、メモリ速度が 5600MT/s と記載されています。公式仕様表のメモリの記載(DDR5 SO-DIMM スロット 2 基、出荷仕様 5600MT/s)は、Core Ultra 9 386H と Core Ultra 5 336H で共通です。

出典: MINISFORUM 公式(英語ページ)

ポートと映像出力

画面出力は背面の HDMI 端子で 4K@120Hz まで対応し、USB4 端子も DisplayPort 2.1 Alt Mode で映像出力に使えます。前面には USB 3.2 Gen2 Type-A が 1 個、USB 2.0 Type-A が 2 個あります。Carpe Diem IT Services のレビューでは、ワークステーションとして使う場合について、USB Type-A ポートが 3 つあると示されています。

出典: MINISFORUM 公式(英語ページ)、Carpe Diem IT Services

ほかの機種との比較(レビューが比べた相手)

PC Watch のレビューでは、USB Type-C は USB4 止まりで、最大の速度は初代の MS-01 と同じ 40Gbps だと述べられています。同じレビューでは、MS-01 は電圧の切り替えがスイッチ式だったのに対し、MS-03 はケーブルで切り替える方式だと述べられています。

出典: PC Watch

用途 — 実際に使われている例

ホームラボ・仮想化

pcworld のレビューでは、動作状態が idle のとき約 18W、igorslab のレビューでは Windows idle のとき 14.2W、virtualizationhowto の動画では idle のとき 13W 超だったと報告されています。

出典: pcworld.com、igorslab.de、VirtualizationHowto

公式仕様では、Core Ultra 9 386H と Core Ultra 5 336H のどちらも vPro Enabled と記載されています。

出典: MINISFORUM 公式(英語ページ)

仕事・制作・普段使い

Robtech のレビューでは、コードコンパイルベンチマークを実行した例があり、Windows 11 Pro でマルウェアスキャンも実行されています。Carpe Diem IT Services の動画では、コンボジャックにヘッドセットとマイクを接続できると説明されています。

出典: Robtech、Carpe Diem IT Services

Level1Techs のレビューでは、USB4 と PCIe のテストプラットフォームとして使う例があります。

出典: Level1Techs

AI・ローカル LLM

ましまの動画では、LLM の推論ではメモリの速度が非常に重要だと述べられています。

出典: ましま

Core Ultra 9 386H のモデルでは、内蔵 GPU のピーク性能が Int8 で 40 TOPS、NPU が 50 TOPS です。

出典: MINISFORUM 公式(英語ページ)

ETA PRIME の動画では、AI 目的で購入する人がいるかもしれないとして、Arc B50 を載せた構成で AI のベンチマークを実行しています。

出典: ETA PRIME

注意点

騒音と発熱

待機状態(idle)の騒音について、pcworld のレビュー記事は約34.3dBA、nascompares の動画は 31dBA と報告しています。また、igorslab のレビュー記事では、工場出荷時の単一チャネル(single-channel)メモリ構成で内蔵 GPU が制限される条件のもと、動作状態がアイドル(idle)、測定距離が 40cm で 36.3dBA であったとされています。

出典: pcworld.com、NASCompares、igorslab.de

同じく igorslab では、同構成かつ測定距離 40cm の負荷時(under load)に 51.4dBA、pcworld では重い負荷(heavy load)のときに 49.4dBA の騒音が報告されています。

出典: igorslab.de、pcworld.com

消費電力については、virtualizationhowto の動画において、壁側(本体全体)の測定点で 100% CPU 負荷(100% CPU load)をかけた際に約75.9W と報告されています。

出典: VirtualizationHowto

設定と導入で気をつけること

Robtech の動画では、起動時に Delete キーで BIOS に入り、「Power and Performance」の項目で電力制限のモードを切り替えられると説明されています。ETA PRIME の動画では、ハードウェアモニタリングは箱出しの状態では無効で、有効にする必要があると指摘されています。Robtech の動画では、ハードウェアモニタのファンの項目で SSD ファンの回転の状態を確認できると紹介されています。Robtech のレビューでは、ハードウェアモニタのファンオプションからノイズレベルを簡単に下げられると紹介されています。

出典: Robtech、ETA PRIME

ベンチマークと実測

各出典が自分で測った値です。条件の違う値どうしは比べていません。

3DMark(出典ごとの個別の値)

テスト名が違う値どうしは比べられません。行に「確認できない」と書いた条件は出典から確かめられていません。

  • pcworld(レビュー記事): 2664pts。CPU は Intel Core Ultra 9 386H。テストは「Time Spy」。測定時の GPU の構成・電力設定は確認できない。出典
  • pcworld(レビュー記事): 532pts。CPU は Intel Core Ultra 9 386H。テストは「Steel Nomad」。測定時の GPU の構成・電力設定は確認できない。出典

消費電力(高負荷時)

  • virtualizationhowto(動画): 約75.9W。CPU の版は確認できない。測定点は「壁側(本体全体)」、負荷は「100% CPU load」。測定器・ソフト・電力設定・測定時の GPU の構成は確認できない。出典

温度(高負荷時の CPU)

  • igorslab(レビュー記事): 最大 90℃。CPU は Intel Core Ultra 9 386H。負荷は「Additional stress result」、温度の読み取り元は「CPU temperature」、測定時の GPU の構成は「The factory single-channel memory configuration limits the integrated GPU.」。時間・電力設定は確認できない。室温は原典に記載なし。出典
  • igorslab(レビュー記事): 最大 88℃。CPU は Intel Core Ultra 9 386H。負荷は「Stress-test power」、温度の読み取り元は「CPU temperature」、測定時の GPU の構成は「The factory single-channel memory configuration limits the integrated GPU.」。時間・電力設定は確認できない。室温は原典に記載なし。出典

騒音

  • igorslab(レビュー記事): 51.4dBA。動作状態は「under load」、測定距離は「40cm」、測定時の GPU の構成は「The factory single-channel memory configuration limits the integrated GPU.」。騒音計・電力設定は確認できない。出典
  • pcworld(レビュー記事): 49.4dBA。動作状態は「heavy load」。測定距離・騒音計・電力設定・測定時の GPU の構成は確認できない。出典
  • igorslab(レビュー記事): 36.3dBA。動作状態は「idle」、測定距離は「40cm」、測定時の GPU の構成は「The factory single-channel memory configuration limits the integrated GPU.」。騒音計・電力設定は確認できない。出典
  • pcworld(レビュー記事): 約34.3dBA。動作状態は「idle」。測定距離・騒音計・電力設定・測定時の GPU の構成は確認できない。出典
  • nascompares(動画): 31dBA。動作状態は「idle」。測定距離・騒音計・電力設定・測定時の GPU の構成は確認できない。出典

参考にした記事・動画

公式: MINISFORUM・MINISFORUM(英語)

初版(2026年10月)で参考にしたレビュー・動画(10 件):

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